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ふれあいコンサートI SKOメンバーら追加出演者発表!

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 2018年セイジ・オザワ 松本フェスティバルのなかで特別な位置を占めるふれあいコンサートI ~ロバート・マン メモリアルコンサート~。室内楽や「語りと音楽」での名演だけでなく、指揮者としても松本にたくさんの素晴らしい音楽を届けてくださったマン氏は、小澤征爾総監督と同様、若手演奏家の育成にも情熱を注いでいました。ふれあいコンサートI で主に演奏するのは、マン氏が2005年の創立時より指導者として携わってきた若手弦楽奏者のためのアカデミー 小澤征爾スイス国際アカデミーですが、彼らに加え、マン氏の薫陶を受けたサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーも出演することが決定いたしました。

 今回出演が発表となったのは、城代 さや香、佐橘 マドカ、島田 真千子、白井 圭、滝 千春、直江 智沙子、三上 亮、後藤 和子(以上ヴァイオリン)、大島 亮、瀧本 麻衣子(以上ヴィオラ)、辻本 (チェロ)の11人。錚々たるメンバーが、小澤征爾スイス国際アカデミーのメンバーと共に、恩師ロバート・マンとの思い出のベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op. 135 第3楽章(弦楽合奏版)を奏でます。この楽曲は、マン氏がジュリアード弦楽四重奏団期より最も愛し、弦楽合奏としても多く指揮をした楽曲の1つ。小澤総監督が、恩師 齋藤 秀雄氏が他界した2か月後にタクトを振った楽曲で、近年、好んで取り上げている想い入れの深い1曲です

 追加発表された11名は、いずれもマン氏に教えを受けたメンバーたち。先日開催した「セイジ・オザワ松本フェスティバルが銀座NAGANOにやってくる」に出演した白井圭さんは、「今年の出演プログラムの中で最も想い入れがある。マン先生への追悼と聞いて、ぜひ出演したかった」と話してくださいました。上記メンバーに加え、マン氏と同様、小澤征爾スイス国際アカデミーで講師を務める今井 信子原田 禎夫も、会場に駆けつけます。この日しか聴けないスペシャルな演奏を、ぜひお楽しみください。