子どものためのオペラ
(長野県内中学1年生を招待)
※教育プログラムのため、一般の方のご入場はできません。
日程 |
2024年8月26日(月)11:00 / 15:00 2024年8月27日(火)11:00 / 15:00 |
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会場 | まつもと市民芸術館・主ホール |
演目 | プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」 |
指揮:沖澤 のどか (OMF首席客演指揮者)
演出:デイヴィッド・ニース
装置・衣裳:ジョン・マイケル・ディーガン&サラ・G・コンリー
出演
ジャンニ・スキッキ:町 英和
ラウレッタ:藤井 玲南
ツィータ:牧野 真由美
リヌッチオ:澤原 行正
ゲラルド:髙畠 伸吾
ネッラ:別府 美沙子
ベット:市川 宥一郎
シモーネ:平野 和
マルコ:駒田 敏章
ラ・チェスカ:十合 翔子
ほか
演奏
小澤征爾音楽塾オーケストラ
小澤征爾音楽塾オーケストラ
ローム株式会社の佐藤研一郎社長(当時)と小澤征爾が、オペラを通じて若い音楽家を育成することを目的に、2000年に立ち上げた「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」のために結成されたオーケストラ。国内のみならず、中国、台湾、韓国などアジア諸国でのオーディションによって選ばれた優秀な若い音楽家たちが、小澤征爾と、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーをはじめとする演奏家のもとで指導を受け、その成果をオペラとオーケストラ公演で実践する。これまでの公演でも、その卓越した技術と生き生きとした音楽で高い評価を得ている。塾生の中からは、コンクールで上位入賞を果たしソリストとして活躍する者や、国内外のオーケストラのコンサートマスターや首席奏者として活躍する者も多く、着実に成果をあげている。2025年3月に小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXXI ヴェルディ:オペラ「椿姫」を京都・東京で上演する。
長野県内の中学1年生を対象にしたオペラ公演。今年はプッチーニの喜劇「ジャンニ・スキッキ」をお届けします。長野県内61校、約4,600人の生徒が鑑賞する予定です。
指揮・演出
デイヴィッド・ニース
演出
最近まで25年にわたりメトロポリタン歌劇場で首席演出家を務め、100演目近いプロダクションを演出した。加えて、シカゴ、サンフランシスコ、ワシントン、ボストン、オレゴン州ポートランド、ボン(ドイツ)のオペラ・カンパニーや、フィレンツェ五月音楽祭、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、西宮市の兵庫県立芸術文化センター(最近、新制作の《ドン・ジョヴァンニ》を演出し、同センターでのモーツァルト/ダ・ポンテ三部作が完結)でも演出を手がけている。
タングルウッド音楽祭、ボストンのシンフォニー・ホール、カーネギー・ホールで初めて小澤征爾/ボストン交響楽団のオペラ舞台を手がけ、以来長年にわたり小澤征爾とコラボレーションを重ねている。日本でこれまでに、セイジ・オザワ 松本フェスティバルおよび小澤征爾音楽塾のプロダクションを数え切れないほど演出しており、最近では、アーティスティック・ディレクターも務める小澤征爾音楽塾で《ラ・ボエーム》の新制作を手がけている。
松本城で行われたサイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)初の野外プロダクションでは、ニースが手がけた《ファウストの劫罰》を5千人の聴衆が鑑賞した。また、ニースの演出によるフィレンツェ五月音楽祭とSKFの共同制作による《ピーター・グライムズ》は、この作品の米国初演 50周年を記念してタングルウッド・ミュージック・センターで立ち上げられたプロダクションであり、『A Tale of Tanglewood』と題するドキュメンタリー・フィルムにも収録されている。