© 大窪道治
2023
Chamber Concert I
ふれあいコンサート I

ふれあいコンサートⅠ

日程 2023年8月26日(土)開演 14:00
会場 松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
車椅子席のご利用ができます。
料金 一般:¥6,000/U-25:¥3,000 (全席指定)
※U-25チケットは、限定100席で「OMFウェブチケット」のみの取り扱いとなります。
公演時間 約2時間(休憩あり)
演目・
出演者
ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18
(ヴァイオリン:岡田修一島田真千子 ヴィオラ:横溝耕一小倉幸子 チェロ:工藤すみれ蔡 幸涵

チャイコフスキー:弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」ニ短調 作品70
(ヴァイオリン: ジュリアン・ズルマンアレクサンドル・パスカル ヴィオラ : 小倉幸子ヴィオレーヌ・デスペルー チェロ : ブンジェン・キム工藤すみれ

サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーと、小澤征爾スイス国際アカデミー出身の音楽家たちによる一期一会のアンサンブル

演奏

岡田修一
岡田修一
© Caroline Doutre
【ヴァイオリン】
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岡田修一

岡田修一

ヴァイオリン
ボルドーに生まれ、パリ国立高等音楽院、バレンボイム゠サイード・アカデミー、エリザベート王妃音楽院に学ぶ。2015年プリンツ・フォン・ヘッセン賞(クロンベルク・アカデミー)など多数のコンクールで受賞。数多くのオーケストラと共演し、室内楽奏者としてキャリアを積み、ラ・フォル・ジュルネ(ナント、東京)などの音楽祭に招聘されている。録音は、『クラシカ』誌CHOC賞とディアパソン・ドールを受賞したヴェロニク・ジャンスとイ・ジャルディーニによるフランス歌曲集(Alpha)、ディアパソン・ドールを受賞したベートーヴェン《弦楽三重奏曲》(Mirare)など。

島田真千子
島田真千子
【ヴァイオリン】
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島田真千子

島田真千子

ヴァイオリン
名古屋市出身。東京藝術大学を首席で卒業、デトモルト音楽大学院を最優秀で卒業。これまで日本音楽コンクール第2位、パガニーニ国際、J. S. バッハ国際コンクール等で入賞。愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞。CD『バッハの無伴奏ソナタ&パルティータ集』他2枚をリリース。現在、セントラル愛知交響楽団ソロコンサートマスター、水戸室内管弦楽団のメンバー。室内楽やソロ活動と共に、愛知県立芸術大学、京都堀川音楽高校で教鞭を取っている。使用楽器はNPO法人イエローエンジェルより貸与のG.B. ガダニーニ(1769年)。

横溝耕一
横溝耕一
【ヴィオラ】
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横溝耕一

横溝耕一

ヴィオラ
桐朋学園大学卒業。2006年にウェールズ弦楽四重奏団を結成し、第57回ARDミュンヘン国際音楽コンクールで日本人のみで構成されるグループとしては東京クヮルテット以来38年ぶりとなる第3位入賞。09年に脱退し、13年より復帰。
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトでコンサートマスターを、別府アルゲリッチ音楽祭ではソリストを務めた。
ヴィオリストとしてNHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演。
現在、NHK交響楽団ヴァイオリン次席奏者としての活動の他、ヴィオラ奏者としても各地のオーケストラに客演を重ねている。

小倉幸子
小倉幸子
© Marina Vidor
【ヴィオラ】
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小倉幸子

小倉幸子

ヴィオラ
奈良市生まれ。才能教育研究会の宇田美代子氏の手ほどきでヴァイオリンを始める。京都市立芸術大学にて木村和代氏に師事。卒業後、神戸市室内合奏団に入団。退団を機にヴィオラに転向し店村眞積氏に師事。2000年渡米。シカゴ音楽院大学院にて、Li-Kuo Chang、森悠子の各氏に学ぶ。翌年シカゴ交響楽団に入団。2014年渡英。2016年~2023年、フィルハーモニア管弦楽団首席ヴィオラ奏者を務める。客演首席奏者としてイギリス室内管弦楽団、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、BBC交響楽団、シカゴ交響楽団と共演。

工藤すみれ
工藤すみれ
© Nada Navaee
【チェロ】
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工藤すみれ

工藤すみれ

チェロ
東京都出身。アヴァロン弦楽四重奏団を経て、現在ニューヨーク・フィルハーモニック、ヴェリタス弦楽四重奏団のチェリストとして活動する。第62回日本音楽コンクール第2位。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを経て、ジュリアード音楽院でアーティスト・ディプロマコースを修了、在学中は、ジュリアード弦楽四重奏団のアシスタントとしても活動した。これまで井上頼豊、毛利伯郎、ハーヴィ・シャピロ、ジュリアード弦楽四重奏団に師事、マールボロ音楽祭、Music@Menlo、ラホヤ音楽祭等に出演。

蔡 幸涵
蔡 幸涵
【チェロ】
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蔡 幸涵

蔡 幸涵

チェロ
国立台北芸術大学に在学中、台湾全国音楽コンクールのチェロ部門および室内楽部門で第1位を獲得。これまでにマスタークラスや音楽祭で高名な指揮者と共演。パリ国立高等音楽院で室内楽修士号を取得し、2022年に現代エレクトロニック音楽のアーティスト・ディプロマも取得。世界各地の数多くの音楽祭やリサイタルで演奏しており、現在はLes Violoncelles Françaisのメンバーであるとともに、パリ・オペラ座でチェロ奏者を務める。

ジュリアン・ズルマン
ジュリアン・ズルマン
【ヴァイオリン】
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ジュリアン・ズルマン

ジュリアン・ズルマン

ヴァイオリン
パリ国立高等音楽院を卒業後、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学でドイツ国家演奏家資格を取得。ジュネーヴおよびロン゠ティボー国際コンクールで入賞。ロンドン交響楽団、パリ管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団などでゲスト・コンサートマスターを務めている。ソリストとしても多くのオーケストラと共演し、室内楽奏者としても活躍。小澤征爾スイス国際アカデミーで選考委員会の責任者を務め、2015年より小澤国際室内楽アカデミー奥志賀でも講師を務めている。

アレクサンドル・パスカル
アレクサンドル・パスカル
【ヴァイオリン】
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アレクサンドル・パスカル

アレクサンドル・パスカル

ヴァイオリン
音楽一家に生まれ、パリ国立高等音楽院でオリヴィエ・シャルリエに、エリザベート王妃音楽院でオーギュスタン・デュメイに師事。2016~21年、小澤征爾スイス国際アカデミーに参加し、室内楽に目覚める。現在は室内楽奏者としてキャリアを積み、さまざまなヨーロッパの音楽祭に招聘されている。20年にトリオ・パスカルのメンバーとしてシューベルトの2つのピアノ三重奏曲を録音し、高く評価された。AdamiとFondation Banque Populaireの支援を受けており、使用楽器は1854年製J. B. ヴィヨーム。

ヴィオラ:ヴィオレーヌ・デスペルー
ヴィオレーヌ・デスペルー
© Foppe Schut
【ヴィオラ】
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ヴィオレーヌ・デスペルー

ヴィオレーヌ・デスペルー

ヴィオラ
全仏若手ヴィオラ奏者コンクールで第1位、セシル・アロノヴィッツ国際ヴィオラ・コンクール で第2位および最優秀バッハ演奏賞を獲得。情熱と不屈の精神を併せ持ち、ヴィクトリア・ホルー(ジュネーヴ)、セイジ・オザワ・ホール、シャンゼリゼ劇場、パレ・デ・ボザールなど名だたる音楽ホールで演奏。室内楽では、モンペリエ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネなどに出演。2022/23年シーズンは、モーツァルトの《シンフォニア・コンチェルタンテ》でフラジェ(ブリュッセル)にデビューする。

ブンジェン・キム
ブンジェン・キム
【チェロ】
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ブンジェン・キム

ブンジェン・キム

チェロ
1994年、韓国生まれ。生後7ヶ月で渡仏。在学中にソリストとしてフィルハーモニー・ド・パリ および芸術の殿堂(ソウル)にデビュー。ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミー出身。最近の出演は、クリストフ・エッシェンバッハ指揮/KBS響との共演によるブラームス《二重協奏曲》など。2018年に結成したアーノルド・トリオは、現在、シンガー゠ポリニャック財団のレジデント・アーティストであり、20年に録音したベートーヴェン《弦楽三重奏曲》作品9(Mirare)でディアパソン・ドールなどを受賞している。