2024
OMF Opera
OMFオペラ

OMFオペラ
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」

日程 2024年8月25日(日)開演 15:00
会場 まつもと市民芸術館・主ホール
車椅子席のご利用ができます。
託児サービスが利用できます。
料金 S ¥6,000   A ¥4,000   B ¥2,000   U-25 各座席料金の半額
※U-25チケットは、「OMFウェブチケット」のみの取り扱いとなります。
公演時間 約1時間(休憩なし)
全1幕/原語(イタリア語)上演/日本語字幕付き

指揮:沖澤 のどか (OMF首席客演指揮者)
演出:デイヴィッド・ニース

装置・衣裳:ジョン・マイケル・ディーガン&サラ・G・コンリー

出演
ジャンニ・スキッキ:町 英和
ラウレッタ:藤井 玲南
ツィータ:牧野 真由美
リヌッチオ:澤原 行正
ゲラルド:髙畠 伸吾
ネッラ:別府 美沙子
ベット:市川 宥一郎
シモーネ:平野和
マルコ:駒田 敏章
ラ・チェスカ:十合 翔子
ほか

演奏
小澤征爾音楽塾オーケストラ

小澤征爾音楽塾オーケストラ

ローム株式会社の佐藤研一郎社長(当時)と小澤征爾が、オペラを通じて若い音楽家を育成することを目的に、2000年に立ち上げた「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」のために結成されたオーケストラ。国内のみならず、中国、台湾、韓国などアジア諸国でのオーディションによって選ばれた優秀な若い音楽家たちが、小澤征爾と、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーをはじめとする演奏家のもとで指導を受け、その成果をオペラとオーケストラ公演で実践する。これまでの公演でも、その卓越した技術と生き生きとした音楽で高い評価を得ている。塾生の中からは、コンクールで上位入賞を果たしソリストとして活躍する者や、国内外のオーケストラのコンサートマスターや首席奏者として活躍する者も多く、着実に成果をあげている。2025年3月に小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXXI ヴェルディ:オペラ「椿姫」を京都・東京で上演する。

指揮・演出

沖澤 のどか
沖澤 のどか
©Felix Broede
プロフィール »

沖澤 のどか

沖澤 のどか

指揮
京都市交響楽団第 14 代常任指揮者。2023 年4⽉より3年間の任期中に、⽇本を代表するオーケストラの定期公演のみならず、教育・ファミリーコンサートにも携わる予定。
2019 年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、同時にオーケストラ賞および聴衆賞も受賞。18 年東京国際⾳楽コンクール〈指揮〉第 1 位。2020 年から 2022 年にかけて、ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーより奨学⾦を受け、演奏会やオペラ公演で⾸席指揮者キリル・ペトレンコのアシスタントも務める。ベルリン・フィル・アカデミー・メンバーとの共演による⾃⾝のコンサート・プロジェクトの他、2022 年3⽉にはフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー連邦⼤統領の招待を受け、ウクライナとの連帯を表明するためのコンサートに参加しベルリン・フィル奏者らを指揮。22 年 5 ⽉に、ペトレンコとともにカラヤン・アカデミー創設 50 周年記念公演を指揮。
2023/24 シーズンは、バーゼル室内管弦楽団、ウィニペグ交響楽団、ケベック交響楽団、BBC ウェールズ・ナショナル管弦楽団等でデビューを飾る他、N 響定期公演デビュー、東京交響楽団、2022/23 シーズンにアーティストインレジデンスを務めたミュンヘン交響楽団の指揮も予定されている。また、読響、新⽇本フィル、⽇本フィル、オーケストラ・アンサンブル⾦沢も定期的に指揮している。2022 年にはセイジ・オザワ 松本フェスティバル モーツァルト「フィガロの結婚」(ロラン・ペリー演出)で、サイトウ・キネン・オーケストラを初指揮。これまでにネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ、クルト・マズアなどによるマスタークラスを多数受講。19 年および 20 年には、リッカルド・ムーティ「イタリア・オペラ・アカデミー in東京」の受講⽣に選出。オーケストラ・アンサンブル⾦沢で指揮研究員を務め、国内およびヨーロッパのオペラ・プロダクションに携わるなど、さらに研鑽を積んでいる。20 年、東京⼆期会《メリー・ウィドウ》を指揮。2023 年に公益財団法⼈ソニー⾳楽財団から「齋藤秀雄メモリアル基⾦賞」を授与される。 1987 年、⻘森県⽣まれ。幼少期よりピアノ、チェロ、オーボエを学ぶ。東京藝術⼤学で⾼関健、尾⾼忠明の両⽒に指揮を師事し、修⼠号を取得して卒業。さらに、ハンス・アイスラー⾳楽⼤学ベルリンでクリスティアン・エーヴァルト、ハンス=ディーター・バウムの両⽒に師事し、19 年に修⼠号を取得。ベルリン在住。

デイヴィッド・ニース
デイヴィッド・ニース

デイヴィッド・ニース

デイヴィッド・ニース

演出
最近まで25年にわたりメトロポリタン歌劇場で首席演出家を務め、100演目近いプロダクションを演出した。加えて、シカゴ、サンフランシスコ、ワシントン、ボストン、オレゴン州ポートランド、ボン(ドイツ)のオペラ・カンパニーや、フィレンツェ五月音楽祭、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、西宮市の兵庫県立芸術文化センター(最近、新制作の《ドン・ジョヴァンニ》を演出し、同センターでのモーツァルト/ダ・ポンテ三部作が完結)でも演出を手がけている。
タングルウッド音楽祭、ボストンのシンフォニー・ホール、カーネギー・ホールで初めて小澤征爾/ボストン交響楽団のオペラ舞台を手がけ、以来長年にわたり小澤征爾とコラボレーションを重ねている。日本でこれまでに、セイジ・オザワ 松本フェスティバルおよび小澤征爾音楽塾のプロダクションを数え切れないほど演出しており、最近では、アーティスティック・ディレクターも務める小澤征爾音楽塾で《ラ・ボエーム》の新制作を手がけている。
松本城で行われたサイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)初の野外プロダクションでは、ニースが手がけた《ファウストの劫罰》を5千人の聴衆が鑑賞した。また、ニースの演出によるフィレンツェ五月音楽祭とSKFの共同制作による《ピーター・グライムズ》は、この作品の米国初演 50周年を記念してタングルウッド・ミュージック・センターで立ち上げられたプロダクションであり、『A Tale of Tanglewood』と題するドキュメンタリー・フィルムにも収録されている。

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出演

町 英和
町 英和
藤井 玲南
藤井 玲南
©Toshiyuki Tanaka
牧野 真由美
牧野 真由美
澤原 行正
澤原 行正
髙畠 伸吾
髙畠 伸吾
別府 美沙子
別府 美沙子
市川 宥一郎
市川 宥一郎
平野和
平野和
©武藤章
駒田 敏章
駒田 敏章
十合 翔子
十合 翔子
©FUKAYA auraY2