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ジョン・ウィリアムズ×ステファン・ドゥネーヴ×SKO オーケストラ コンサート Bプログラム にスタンディングオベーション!

小澤総監督のボストン時代からの盟友ジョン・ウィリアムズ氏の来日は、1993年以来30年ぶりのこと。「作曲家として、指揮者として、優れた音楽家である彼に、いつかSKOを指揮してほしい」という小澤総監督の念願の共演がついに今日叶いました。

今年2月に公演概要発表をするや、大きな反響を巻き起こし、フェスティバル史上初めて、先行抽選販売を行った本公演は全体で14倍の申し込み倍率となりました。開演前から場内には期待感が充満し、この夏のハイライトとも言えるオーケストラ公演の幕が開きました。

前半は、ジョン・ウィリアムズ氏の90歳を祝うガラ・コンサートの指揮を任されるなど、氏の信頼も厚いステファン・ドゥネーヴ氏の指揮による日本にゆかりのある2曲、皇太子さま(当時)と雅子さまご成婚を記念して作曲された「雅の鐘」、小澤征爾とボストン交響楽団の4半世紀にわたるアーティスティック・コラボレーションを祝して書かれた「Tributes! (For Seiji)」で幕開けし、『遥かなる大地へ』組曲、『E.T.』へと続き、後半へと期待を高めます。

そして、待望のジョン・ウィリアムズ氏の登場。観客から熱烈な拍手で迎えられ演奏したのは「スーパーマン・マーチ」!
演奏を終えると、ウィリアムズ氏はマイクを手に、30年ぶりに日本に戻ってこられたこと、長年の友人である小澤総監督との再会の喜びを語りました。通訳を務めたのはチェロ奏者の工藤すみれさん。

『ハリー・ポッター』より3曲、そして豊嶋泰嗣さんが哀愁漂うヴァイオリン・ソロを奏でた『シンドラーのリスト』テーマ、そして『スター・ウォーズ』より3曲が続くと、会場は感動の渦に。アンコールに「ヨーダのテーマ」「レイダース・マーチ」「帝国のマーチ」が演奏されると、会場はスタンディング・オベーションでジョン・ウィリアムズ氏を讃えました。

何度も続いたカーテンコールには、ジョン・ウィリアムズ氏の「セイジ!」の声に促され、小澤総監督も登場。前半を指揮したステファン・ドゥネーヴ氏、そしてオーケストラ コンサート最終日恒例の県花りんどうを手にステージに現れたSKOメンバー。舞台と客席両方から沸き起こった熱烈で温かい拍手が、今日の公演の成功を物語っていました。ご来場いただいた皆さま、どうもありがとうございました!

そして、明日9月3日には松本市内2箇所で本公演の特別スクリーンコンサートを開催いたします。松本城公園で開催するスクリーンコンサートはどなたでもご入場いただけます(先着500席・15時から整理券配布/客席外での鑑賞も可)。ぜひ今日の感動を体感してください!


ジョン・ウィリアムズ氏よりコメント
“I’m so pleased to have been able to return to Japan after so many years. Performing my music with the brilliant Saito Kinen Orchestra and most importantly reuniting with my dear friend Seiji Ozawa has been, for me, the honor of a lifetime.”
─ John Williams

「何年も経って日本に戻ることができてとてもうれしいです。素晴らしいサイトウ・キネン・オーケストラとともに私の音楽を演奏すること、そして最も重要なことに、親愛なる友人である小澤征爾との再会は、私にとって生涯の名誉です。」
─ジョン・ウィリアムズ

小澤征爾総監督よりコメント
「ジョン、松本まで来てくれて、ありがとう!
ずっとSKOを体感してもらいたかった、夢が叶った。ほんとうにうれしかったです。素晴らしかった。Thank you! 」─ 小澤征爾

“Thank you John for coming to Matsumoto.
My dream of you conducting and experiencing the SKO came true. I feel so fortunate and happy. It was wonderful. Thank you!” ─ Seiji Ozawa

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