2026セイジ・オザワ 松本フェスティバル 8月16日(日)〜 9月2日(水)開催!

2026年8月16日(日)~9月2日(水)の18日間にわたって開催する2026セイジ・オザワ 松本フェスティバル(2026OMF)の公演概要を発表いたします。
35回目となる今年のフェスティバルでは、オーケストラ コンサート4公演、ふれあいコンサート3公演、そしてOMF室内楽勉強会と県下の小中学生のための教育プログラムが開催されます。オーケストラ コンサートは、OMF首席客演指揮者・沖澤のどかとOMF初登壇となるフランソワ=グザヴィエ・ロトを迎えてメシアンとブルックナーを。ふれあいコンサートでは、武満徹没後30年を記念したプログラムをお聴きいただきます。今年も「松本の夏」にご期待ください。
●オーケストラ・コンサート
〈Aプログラム〉8月22日(土)・23日(日)/キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
OMF首席客演指揮者・沖澤のどかがサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)を指揮して、20世紀音楽の金字塔とされるオリヴィエ・メシアン《トゥランガリーラ交響曲》に挑みます。
この作品は、OMF創設者/永世総監督である小澤征爾と深いつながりがあります。1962年には、作曲家立ち会いのもとでNHK交響楽団と日本初演。さらに1967年には、再び作曲家立ち会いのもとでトロント交響楽団と共に、本作品の指標ともいうべき記念碑的名盤が生み出されました。沖澤のどかは、この作品に初挑戦。昨年のブリテン《夏の夜の夢》で絶賛を浴びた沖澤のどか×SKOのタッグが再び挑む20世紀音楽は、この夏のハイライトとなることでしょう。
なお、ピアノ独奏にはフランスを拠点に国内外で高い評価を受けている務川慧悟、オンド・マルトノには《トゥランガリーラ交響曲》を20か国で350回以上演奏してきた第一人者、原田節を迎えます。
〈Bプログラム〉8月29日(土)・30日(日)/キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
OMF初登壇となるフランソワ=グザヴィエ・ロトがSKOを指揮して、ブルックナーの交響曲第8番(ハース版)を演奏します。
ロトは、17世紀から現代までの作品を幅広く演奏するオーケストラ「レ・シエクル」を自ら創設して数々の権威ある賞を受賞した、フランスの鬼才。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団などに定期的に招かれ、2025年から南西ドイツ放送交響楽団の首席指揮者・芸術監督、2017年からロンドン交響楽団の首席客演指揮者を務めています。
また、ロトは2019~2023年にかけてブルックナーの交響曲に集中的に取り組んでおり、9曲中6曲を録音、その独自の解釈は大きな話題となりました。今回演奏する第8番はブルックナーの精神性の到達点とも称される作品で、ロトならではの独創的な構成感覚による新たなブルックナー演奏が大いに期待されます。
●ふれあいコンサート/松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
〈ふれあいコンサートⅠ〉8月25日(火)
1日目は、武満徹「ア・ウェイ・ア・ローン」と「アントゥル=タン」に、ラヴェルを組み合わせてお聴きいただきます。ピアノ三重奏曲では務川慧悟が共演。フランス近代音楽に深い思い入れを持ち、ラヴェルのピアノ作品全曲録音もある務川の室内楽が楽しみです。
〈ふれあいコンサートⅡ〉8月28日(金)
2日目は、武満徹「エアー」と「そして、それが風であることを知った」と、武満が深く敬愛したドビュッシーの作品を。この日も、ドビュッシーのチェロ・ソナタのピアノで務川慧悟が共演します。
〈ふれあいコンサートⅢ〉9月2日(水)
3日目は、会場である松本市音楽文化ホールのシンボルともいえるオルガンを、2008年の武満徹メモリアルコンサート以来18年ぶりにお聴きいただきます。SKOメンバーとオルガンのコラボレーションから、多様な響きが生まれます。
オーケストラ コンサート
オーケストラ コンサート Aプログラム
8月22日(土) 15時開演
8月23日(日) 15時開演
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
曲目:
メシアン:トゥランガリーラ交響曲
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:沖澤のどか
ピアノ:務川慧悟
オンド・マルトノ:原田節
© Felix Broede
© Yuji Ueno
© Yutaka Hamano
オーケストラ コンサート Bプログラム
8月29日(土) 15時開演
8月30日(日) 15時開演
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
曲目:
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
© Wolf-Peter Steinheißer
室内楽
ふれあいコンサートI
ーラヴェルと武満徹 Ravel et Takemitsuー
8月25日(火)開演18:30
松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
曲目:
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
ヴァイオリン:フェデリコ・アゴスティーニ
チェロ:山本裕康
武満 徹:「ア・ウェイ・ア・ローン」
ヴァイオリン:ジュリアン・ズルマン、島田真千子
ヴィオラ:横溝耕一
チェロ:工藤すみれ
武満 徹:「アントゥル=タン」
オーボエ:フィリップ・トーンドゥル
ヴァイオリン:ジュリアン・ズルマン、島田真千子
ヴィオラ:横溝耕一
チェロ:工藤すみれ
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
ヴァイオリン:矢部達哉
チェロ:宮田 大
ピアノ:務川慧悟
ふれあいコンサートII
ードビュッシーと武満徹 Debussy et Takemitsuー
8月28日(金)開演18:30
松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
曲目:
ドビュッシー:第1狂詩曲
クラリネット:リカルド・モラレス
ピアノ:務川慧悟
武満徹:「エア」
フルート:セバスチャン・ジャコー
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
チェロ:宮田 大
ピアノ:務川慧悟
武満徹:「そして、それが風であることを知った」
フルート:セバスチャン・ジャコー
ヴィオラ:川本嘉子
ハープ:吉野直子
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調
ヴァイオリン:ジェニファー・ギルバート、直江智沙子
ヴィオラ:豊嶋泰嗣
チェロ:山崎伸子
ふれあいコンサートIII
ーザ・コラボレーション The Collaborationー
9月2日(水)開演18:30
松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
出演
トランペット:ガボール・タルコヴィ、高橋 敦
ヴィオラ:川本嘉子
オルガン:大木麻理
*演奏曲目は調整中です。