© Curtis-Brown
2022
Opera
オペラ

オペラ
モーツァルト:「フィガロの結婚」

日程 2022年8月21日(日)開演15:00
2022年8月24日(水) 開演 17:00
2022年8月27日(土)開演15:00 完売
会場 まつもと市民芸術館・主ホール
車椅子席のご利用ができます。
託児サービスがご利用できます。
料金 SS ¥30,000   S ¥25,000   A ¥21,000   B ¥16,000   C ¥10,000   D ¥5,000 席種表
公演時間 約3時間半(休憩あり)

全4幕/原語(イタリア語)上演/日本語字幕付き

演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
[オーケストラ出演者一覧]
指揮: 沖澤 のどか
演出: ロラン・ペリー
演出:ローリー・フェルドマン
装置 :シャンタル・トマ
衣裳:ロラン・ペリー&ジャン=ジャック・デルモット
照明:ドゥエイン・シュラー
照明デザイン補 :リー・フィスクネス
合唱指揮:根本 卓也
チーフ音楽スタッフ:デニス・ジオーク

サンタフェ・オペラ のためにデザインされ、初演されたプロダクションを使用

指揮

沖澤 のどか
沖澤 のどか
© Felix_Broede
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沖澤 のどか

指揮:沖澤のどか

2019年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、同時にオーケストラ賞および聴衆賞も受賞。18年東京国際音楽コンクール〈指揮〉第1位。
20/21年シーズンは、ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーより奨学金を受け、演奏会やオペラ公演で首席指揮者キリル・ペトレンコのアシスタントも務める。2年間の奨学金の枠組みの中で、ベルリン・フィル・アカデミー・メンバーとの共演による自身のコンサート・プロジェクトも指揮。22年5月には、ペトレンコとともにカラヤン・アカデミー創設50周年記念公演を指揮。
今シーズンは、メルボルン響、バレンシア管、読売日響、京都市響の定期演奏会などにデビュー。また、N響、新日本フィル、東響、日本フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、北オランダ管も定期的に指揮している。
これまでにネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ、クルト・マズアなどによるマスタークラスを多数受講。19年および20年には、リッカルド・ムーティ「イタリア・オペラ・アカデミー in東京」の受講生に選出。オーケストラ・アンサンブル金沢で指揮研究員を務め、国内およびヨーロッパのオペラ・プロダクションに携わるなど、さらに研鑽を積んでいる。20年、東京二期会《メリー・ウィドウ》を指揮。
1987年、青森県生まれ。幼少期よりピアノ、チェロ、オーボエを学ぶ。東京藝術大学で高関健、尾高忠明の両氏に指揮を師事し、修士号を取得して卒業。さらに、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンでクリスティアン・エーヴァルト、ハンス=ディーター・バウムの両氏に師事し、19年に修士号を取得。ベルリン在住。

沖澤のどかさんよりメッセージ
《フィガロの結婚》はこれまで、イタリアでのムーティ・アカデミー、ハイライトの弾き振り、レチタティーヴォの研究など折に触れて取り組んできた、大事な作品です。
この特別の作品を、憧れのサイトウ・キネン・オーケストラと、素晴らしいキャスト・スタッフ陣と共に夏の松本で上演できることは、この上ない喜びです。生命力あふれる喜劇の傑作の魅力を最大限に引き出せるよう、全力を注ぎますので、ぜひ足をお運びください。

演出・衣裳

ロラン・ペリー
ロラン・ペリー
© Carole Parodi
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ロラン・ペリー

演出/衣裳:ロラン・ペリー

フランス出身の世界的に人気の演出家。パリ・オペラ座、ロイヤル・オペラ・ハウス、メトロポリタン歌劇場、マドリッド・レアル劇場、ベルギー王立モネ劇場、グラインドボーンなどの歌劇場で知られ、2008~18年トゥールーズ国立劇場共同監督など演劇界でも活躍。22年、Plaisir du Théâtreグランプリ受賞、スペインOpera XXI Awards最優秀演出家。
イタリアとフランス作品に自然に親しみ、ロシアやチェコなどの作曲家へも創作の興味を広げる。フランスでは《マノン》、《シンデレラ》、《ペレアスとメリザンド》、《エトワール》、《子どもと魔法》、イタリアでは《連隊の娘》、《ドン・パスクワーレ》、《愛の妙薬》、《チェネレントラ》、《椿姫》、《ファルスタッフ》、ロシアやチェコでは《金鶏》、《3つのオレンジへの恋》、《利口な女狐の物語》など。音楽劇にも関心を寄せ、《キャンディード》、《三文オペラ》、《マハゴニー》などを手がける。
オッフェンバック演出で手腕を知られ、《青ひげ》、《にんじんの王様》、《パリの生活》、《美しきエレーヌ》、《ジェロルスタン大公妃》、《地獄のオルフェ》、《ホフマン物語》、《月世界旅行》を演出。
21/22年シーズンの新演出はリールの《夏の夜の夢》、シャンゼリゼ劇場の《コジ・ファン・トゥッテ》、グラインドボーン音楽祭のプーランクの二本立てと、メアリー・チェイス《ハーヴェイ》仏語初演。22/23年シーズンはオペラ・コミック《ラクメ》、シャンゼリゼ劇場《ペリコール》、モネ劇場《エフゲニー・オネーギン》、レアル劇場《イタリアのトルコ人》などを予定。ほかに最近の演出作は《チェネレントラ》(アムステルダム、ジュネーヴ、バレンシア、ロサンゼルス)、《ファルスタッフ》(ブリュッセル、ボルドー、東京)、再演で《プラテー》と《愛の妙薬》(パリ)、《シンデレラ》(シカゴ、ニューヨーク)など。

出演

サミュエル・デール・ジョンソンSamuel Dale Johnson
サミュエル・デール・ジョンソン
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サミュエル・デール・ジョンソンSamuel Dale Johnson

アルマヴィーヴァ伯爵:サミュエル・デール・ジョンソン(バリトン)

オーストラリア出身。ベルリン・ドイツ・オペラのアンサンブル・メンバー。《ラ・ボエーム》マルチェッロ、《セビリャの理髪師》フィガロ、《フィガロの結婚》伯爵、《カルメン》エスカミーリョ、《トスカ》アンジェロッティなどに出演。このほか、ロイヤル・オペラ・ハウス/コヴェント・ガーデンおよびチューリヒ歌劇場の《道化師》シルヴィオ、ボルドー国立歌劇場およびチューリヒ歌劇場の《愛の妙薬》ベルコーレ、スコティッシュ・オペラおよびオペラ・ホランド・パークの《エフゲニー・オネーギン》タイトルロール、そして2020年に米国デビューを飾ったサンタフェ・オペラの《フィガロの結婚》伯爵など。ロイヤル・オペラ・ハウスのジェット・パーカー・ヤング・アーティスト・プログラム出身。メルバ・オペラ・トラストのRJヘイマー・オペラ奨学金を得てグリフィス大学クイーンズランド音楽院を卒業。

アイリン・ペレーズAilyn Pérez
アイリン・ペレーズ
© Chris Singer
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アイリン・ペレーズAilyn Pérez

伯爵夫人:アイリン・ペレーズ(ソプラノ)

「舞台を支配する美しい女性」、「重要なソプラノ」とニューヨーク・タイムズ紙に称賛され、世界の主要歌劇場で高い人気を博している。今シーズンの注目の出演は、タイトルロール・デビューとなるサンフランシスコ・オペラの《トスカ》など。また、《愛の妙薬》アディーナでシカゴ・リリック・オペラに再び登場し、フィレンツェ五月音楽祭劇場で《ファルスタッフ》アリーチェ・フォードを歌ったほか、ペトゥルッツェッリ劇場でも《トスカ》を歌い、パリ・オペラ座でマスネ《マノン》を歌っている。《エフゲニー・オネーギン》タチヤーナ(役デビュー)でメトロポリタン歌劇場に、《フィガロの結婚》伯爵夫人でハンブルク州立歌劇場にも再び登場。《ラ・ボエーム》ミミでマドリッド・レアル劇場にデビューし、バイエルン州立歌劇場でも同役を歌う。

イン・ファンYing Fang
イン・ファン
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イン・ファンYing Fang

スザンナ:イン・ファン(ソプラノ)

中国、寧波市出身。「澄んだ、豊かで開放的な、この上なく表情に富んだ、時間を止めることのできる声」とフィナンシャル・タイムズ紙に称賛される。今シーズンは、《フィガロの結婚》スザンナでパリ・オペラ座にデビュー。続いてメトロポリタン歌劇場でも同役を歌う。また、《魔笛》パミーナでシカゴ・リリック・オペラに、《魔弾の射手》エンヒェンでオランダ国立オペラに再び登場。演奏会では、メトロポリタン歌劇場管弦楽団/合唱団との共演でマーラー《交響曲第2番「復活」》を歌った。ブラームス《ドイツ・レクイエム》でタングルウッド音楽祭にデビューする。
上海音楽学院およびジュリアード音楽院で学位を取得。メトロポリタン歌劇場のリンデマン・ヤング・アーティスト・ディベロップメント・プログラム出身。

フィリップ・スライPhilippe Sly
フィリップ・スライ
© Mathieu Sly
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フィリップ・スライPhilippe Sly

フィガロ:フィリップ・スライ(バスバリトン)

フランス系カナダ人。「華やかな美声と聴き手を惹きつける舞台上の存在感」(サンフランシスコ・クロニクル紙)で国際的に知られる。モントリオール国際音楽コンクール第1位、メトロポリタン歌劇場ナショナル・カウンシル・オーディション大賞、Gala des prix Opusコンサート・オブ・ザ・イヤー(ロマン派・後期ロマン派・印象主義音楽部門)受賞。
2021/22年シーズンは、世界初演のビロドー《La beauté du monde》Jacques Jaujardでモントリオール・オペラに、《ドン・ジョヴァンニ》タイトルロールでケベック・オペラにデビューし、《フィガロの結婚》タイトルロールおよび《ドン・ジョヴァンニ》レポレッロでウィーン国立歌劇場に再び登場。演奏会では、セントルークス管と《マタイ受難曲》、レ・ヴィオロン・デュ・ロワと《ヨハネ受難曲》およびモーツァルト《レクイエム》、フランス国立管とデュリュフレ《レクイエム》で共演。

アンジェラ・ブラウワーAngela Brower
アンジェラ・ブラウワー
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アンジェラ・ブラウワーAngela Brower

ケルビーノ:アンジェラ・ブラウワー(メゾソプラノ)

米国出身。「豪華で豊潤な響きでありながら、若々しい輝きも放つ」とニューヨーク・タイムズ紙に称賛される、同世代でもっとも人気の高いリリック・メゾソプラノのひとり。バイエルン州立歌劇場スタジオを経て、世界の主要歌劇場および演奏会場でその魅力溢れる芸術性と音楽性を発揮し続けている。
今シーズンは、ハンブルク州立歌劇場で《ホフマン物語》ニクラウス/ミューズを歌うほか、《利口な女狐の物語》雄狐と、マルク・ミンコフスキの指揮でリセウ大劇場およびボルドー国立歌劇場でモーツァルトのダ・ポンテ三部作のスザンナ(役デビュー)、ツェルリーナ、ドラベッラを歌った。今後は、ドレスデン州立歌劇場およびヴェルサイユ宮殿オペラ・ロワイヤルにデビューし、ノルウェー国立歌劇場で《セビリャの理髪師》ロジーナ、ベルリン国立歌劇場で《ポントの王ミトリダーテ》シーファレを歌うほか、パリ・オペラ座、オランダ国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場への再登場も予定している。

Susanne Mentzerスザンヌ・メンツァー
スザンヌ・メンツァー
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Susanne Mentzerスザンヌ・メンツァー

マルチェリーナ:スザンヌ・メンツァー(メゾソプラノ)

米国出身。歌手および指導者として、また芸術支援活動でも国際的に知られ、四大陸でオペラ、演奏会、室内楽、リサイタルなど35年以上のキャリアを誇る。1989年以降、主要役でメトロポリタン歌劇場に客演を重ねてきた。モーツァルト、リヒャルト・シュトラウスのオペラやベルカント・レパートリーの主要役でもっともよく知られ、現在は《エフゲニー・オネーギン》ラーリナ、《イェヌーファ》ブリヤ家のおばあさん、カーライル・フロイド《嵐が丘》ネリー、《フィガロの結婚》マルチェリーナ、《コジ・ファン・トゥッテ》デスピーナなどキャラクター役で光彩を放つ。2021/22年シーズンは、オペラ・サラトガ《Sky on Swings》世界初演で待望の役デビュー(Danny)を果たし、マルチェリーナでサンタフェ・オペラに再登場するほか、新型コロナウイルス感染症の検疫期間に書かれた多様な作曲家による20曲以上を集めた22年3月初演の歌曲委嘱プロジェクト「Standing Still: Still Standing」にも携わる。

Patrick Carfizziパトリック・カルフィッツィ
パトリック・カルフィッツィ
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Patrick Carfizziパトリック・カルフィッツィ

バルトロ:パトリック・カルフィッツィ(バスバリトン)

米国出身。2021/22年シーズン、デビュー22年目となるメトロポリタン歌劇場で《トスカ》堂守、《魔笛》弁者、《ナクソス島のアリアドネ》召使を歌う。昨シーズンは、《フィガロの結婚》バルトロおよび《夏の夜の夢》スターヴリングでサンタフェ・オペラに、《セビリャの理髪師》バルトロでサンディエゴ・オペラに再び登場。
これまでの注目の出演は、メトロポリタン歌劇場のデイヴィッド・マクヴィカー演出《マリア・ステゥアルダ》セシル、ルネ・フレミング/トーマス・ハンプソンと共演したシカゴ・リリック・オペラのレハール《メリー・ウィドウ》ツェータ(役デビュー)、サンフランシスコ・オペラ/サンディエゴ・オペラ/ヒューストン・グランド・オペラの《ニクソン・イン・チャイナ》ヘンリー・キッシンジャー、サンフランシスコ・オペラ/メトロポリタン歌劇場/ヒューストン・グランド・オペラの《シモン・ボッカネグラ》パオロ、ヒューストン・グランド・オペラ/ダラス・オペラの《魔笛》パパゲーノなど。

Martin Bakariマーティン・バカリ
マーティン・バカリ
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Martin Bakariマーティン・バカリ

バジリオ:マーティン・バカリ(テノール)

「カリスマ的な声」を持つ「黄金のテノール」とオペラ・ニュース誌で称賛される。最近の出演はピッツバーグ・オペラ/アトランタ・オペラ/アリゾナ・オペラ《Charlie Parker’s Yardbird》タイトルロール、カーネギーホール《カルミナ・ブラーナ》テノール独唱、シアトル・オペラ《フィガロの結婚》バジリオ、ダラス・オペラ《蝶々夫人》ゴロー、シカゴ・オペラ・シアター《Becoming Santa Claus》Prince Claus、ミラー・ヴィジョンズ・アンサンブルとの英国リサイタル・ツアーなど。国際舞台ではドレスデン、ハンブルク、ミュンヘン、フランクフルト、ケルン、テルアヴィヴ、バーリの主要歌劇場に出演。今後はシアトル・オペラ、ヴァージニア・オペラに再登場し、ヒューストン・グランド・オペラ、オペラ・コロラド、ニューオーリンズ・オペラ、デイトン・オペラ、シンフォニー・サンノゼにデビューを予定。2018年ジョージ・ロンドン・コンクール受賞。スミルノフ《ドーソン歌曲集》(Naxos)の録音がオペラ・ニュース誌でクリティクス・チョイスとして紹介された。

Shuhei Itoga糸賀 修平
糸賀 修平
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Shuhei Itoga糸賀 修平

ドン・クルツィオ:糸賀 修平(テノール)

武蔵野音楽大学卒業。同大学院および新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてフィレンツェへ、ローム ミュージック ファンデーション音楽在外研究生としてベルリンに留学。第1回エンツォ・ソルデッロ国際コンクールで入賞し《セビリャの理髪師》アルマヴィーヴァ伯爵役を獲得、伊・クーネオにおけるCultura del Mondo festivalに同役にて出演。国内でも、新国立劇場《ピーター・グライムズ》ボブ・ボウルズ、《フィガロの結婚》クルツィオ、《ファルスタッフ》バルドルフォ、《蝶々夫人》ゴロー、《カルメン》レメンダード、二期会《ダナエの愛》メルクール、ロームシアター京都《フィデリオ》ヤッキーノ、チョン・ミョンフン指揮《蝶々夫人》ゴロー、藤原歌劇団《ランスへの旅》ベルフィオーレ、オペラ夏の祭典および東京春祭《トゥーランドット》ポン等出演。優れた歌唱技術と磨き抜かれた天賦の声は高い評価を得ており、ロッシーニ《スタバト・マーテル》、ベートーヴェン「第九」、オルフ《カルミナ・ブラーナ》等コンサート・ソリストとしても幅広く活躍している。二期会会員。

Cheyanne Cossシャイアン・コス
シャイアン・コス
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Cheyanne Cossシャイアン・コス

バルバリーナ:シャイアン・コス(ソプラノ)

最近トリド・オペラで歌った《魔笛》パミーナで称賛される。2021年にサンタフェ・オペラの《フィガロの結婚》バルバリーナでメインステージ・デビューを飾り、タルサ・オペラやオペラ・グランド・ラピッズなど米国各地の歌劇場で主要アーティストとして活躍。これまでに、メローラ・オペラ・プログラムに参加してモーツァルト《羊飼いの王様》のタイトルロールを歌っているほか、ミシガン・オペラ・シアターやセントルイス・オペラ・シアターなど名のある歌劇場のヤング・アーティスト・プログラムに参加。演奏会にも積極的に取り組んでおり、最近ではフリント響とバーバー《ノックスヴィル、1915年の夏》、チャールストン響とブラームス《ドイツ・レクイエム》のソプラノ独唱で共演している。

Hidekazu Machi町 英和
町 英和
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Hidekazu Machi町 英和

アントニオ:町 英和(バリトン)

鹿児島県の与論島出身。国立音楽大学、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第6期修了。文化庁在外派遣研修員としてボローニャ、公益財団法人ローム・ミュージック・ファンデーションの助成を受けミュンヘンに留学。これまでに、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、セイジ・オザワ 松本フェスティバル、小澤征爾音楽塾や新国立劇場、兵庫県立芸術文化センター、びわ湖ホール、サントリーホールなどのオペラ公演に数多く出演している。またコンサート・ソリストとしてもNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団の定期演奏会に出演しており、PMF30周年記念のプレミアムコンサートのエッシェンバッハ指揮、マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》でも高い評価を受けた。オペラのみならずオラトリオや歌曲の分野でもあらゆる時代や言語の作品の演奏に積極的に取り組んでおり、その知性豊かな楽曲解釈と深く豊かな響きを持つ美声で聴衆を魅了している。

2022年8月15日にまつもと芸術館で行った、沖澤のどかさん取材の様子をまとめました
「サンタフェ・オペラでの公演写真」
(2022OMFのオペラは、サンタフェ・オペラのためにデザインされ、初演されたプロダクションを使用します)