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OMF永世総監督 小澤征爾を讃える彫刻がタングルウッドにて除幕

2025年7月28日、OMF永世総監督であり、ボストン交響楽団(BSO)音楽監督を29年にわたり務めた小澤征爾を讃える彫刻が、米東部マサチューセッツ州タングルウッドにて関係者のみのイベントで除幕されました。

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小澤征爾像とともに (左より)キム・テイラー、ヨーヨー・マ、小澤征良、ペネロペ・ジェンクス、バーバラ・ホステッター(BSO 理事長)、ジェイムス・テイラー、チャッド・スミス
©Hilary Scott, courtesy of the Boston Symphony

小澤征爾の彫刻は、アメリカ人彫刻家ペネロペ・ジェンクス氏による4作目の作品で、作曲家でありボストン・ポップス・オーケストラ桂冠音楽監督のジョン・ウィリアムズ氏とその夫人サマンサ氏の厚意により制作・寄贈されたものです。ジェンクス氏はこれまでにアーロン・コープランド(2012年)、レナード・バーンスタイン(2014年)、セルゲイ・クーセヴィツキー(2019年)の胸像も手掛けており、小澤征爾像はそれらに続く新たな作品となります。この彫刻は、新たに整備された広場に設置され、オザワ・ホールを見渡すロケーションで、広大な芝生と穏やかなバークシャーの丘陵を背景にしています。

式典はオザワ・ホールにて開催され、ボストン交響楽団(BSO)プレジデント兼CEOのチャド・スミス氏による挨拶に続き、ヴァイオリニストの若尾圭良氏が小澤征爾に敬意を表して選曲した特別プログラム:J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調」よりラルゴ、武満徹「妖精の距離」、ジョン・ウィリアムズ「サブリナ」のテーマ が披露され、台湾出身のピアニスト ユン・ジャニス・ルー氏が共演しました。

出席者には、ウィリアムズ氏と娘のジェニー氏、サイトウ・キネン・オーケストラ代表の小澤征良とその子息をはじめ、家族や親しい友人らが参列。さらに世界的アーティストのヨーヨー・マ氏、ジェームス・テイラー氏、エマニュエル・アックス氏に加え、小澤征爾のもとで入団した現役BSOメンバー39名のうちの一人である若尾圭介 準首席オーボエ奏者など、複数の楽団員も参加しました。

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小澤征良とキム・テイラーのスピーチ(写真手前左より)ペネロペ・ジェンクスとジョン・ウィリアムズ
©Hilary Scott, courtesy of the Boston Symphony

演奏会の後、出席者は幕のかかった彫刻の周りに集まり、元BSO広報ディレクターで小澤征爾およびジョン・ウィリアムズ氏と長年にわたり仕事を共にしたキャロライン(キム)・テイラー氏、小澤征良による挨拶が行われました。サイトウ・キネン・オーケストラ代表の小澤征良は、幼少期から始まる29年にわたるタングルウッドでの思い出を振り返るスピーチを行い、次のような言葉で締めくくりました。

2023年、セイジ・オザワ 松本フェスティバルにジョンが来てくれて、再会した父と満遍の笑みで手と手をしっかり握り合い、
父の音楽的家族、サイトウ・キネン・オーケストラと音楽をしてくれたこと、そのことをあの時どれだけ父が喜んでいたか、
言葉で言い表せません。
ジョン、父への大きな愛情、長い年月の友情に、
こころから、敬愛と感謝でいっぱいです。
ジョンと父が、すべての人たちに惜しみなく分けてくれる結晶のようにピュアな愛情とリスペクトと友情を、わたしは一生忘れません。
この記念碑は父のためだけのものではなく、人間の中にある“善きもの”を、手に触れて、目に見えるものとして在ると感じます。
そしてそれはここで、永遠に生き続けます。
ジョン、アイ ラブ ユー。
父を愛するのと同じように、あなたを愛しています。
本当に、ほんとうにありがとう。

最後に、ジェンクス氏、テイラー氏とともに小澤征良が彫刻の覆いを取り外し、ウィリアムズ氏や出席者が見守る中、盛大な拍手が送られました。

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小澤征爾像とともに(左から)キム・テイラー、小澤征良と子息、ジェイムス・テイラー
©Hilary Scott, courtesy of the Boston Symphony

当日の詳細な公式レポートやプログラムについては、ボストン交響楽団 広報の公式資料をご覧ください。
報道・メディア関係の皆さまへ:メディア素材についてはOMF広報 pr@ozawa-festival.comまでお問い合わせください。

本件に関するお問い合わせ
ボストン交響楽団 広報

8月23日(土)、30日(土)、31日(日)オーケストラ コンサート シャトルバス運行のご案内

823日(土)、30日(土)、31日(日)のオーケストラ コンサート<Aプログラム> <Bプログラム> では、松本駅と会場のキッセイ文化ホールを結ぶ、臨時のシャトルバスを運行します。下記に詳細を記載しますので、ご利用希望の方はご一読いただきますようお願いします。皆さまのご来場をお待ちしております。


◼️運行公演
○8月23日(土)オーケストラ コンサート Aプログラム

開演前:
<乗り場>松本駅(松本バスターミナル2番乗り場)13:00 / 13:15 / 14:00 / 14:15
終演後:
<乗り場>キッセイ文化ホール前 17:00から順次運行(松本駅お城口下車)
※最終バスご乗車の場合は18:00頃まで待機するため、お急ぎの方は最終便より前のバスへご乗車ください。
※バス1台の乗車人数は最大40名で設定します。

○8月30日(土)、31日(日)オーケストラ コンサート Bプログラム

開演前:
<乗り場>松本駅(松本バスターミナル2番乗り場)13:00 / 13:15 / 14:00 / 14:15
終演後:
<乗り場>キッセイ文化ホール前 17:00から順次運行(松本駅お城口下車)
※最終バスご乗車の場合は18:00まで待機するため、お急ぎの方は最終便より前のバスへご乗車ください。
※バス1台の乗車人数は最大40名で設定します。

◼️バスチケット販売
松本駅乗車:松本バスターミナル2番乗り場の専用窓口でお買い求めください。
キッセイ文化ホール乗車:キッセイ文化ホール入口 ロビーの「シャトルバスチケット専用販売窓口」にてチケットを販売します。また、終演後、バスチケットに余りがあれば、バス乗車口付近で販売します。

◼️乗車料金
大人250円(中学生以上)
子ども130円(小学生)
※幼児(1歳~6歳未満)は大人1名につき1名無料。大人1名に幼児2名の場合は子ども料金を適用
※乳児(1歳未満)は無料
※現金支払いのみとなります。交通系ICカード、QR決済等は使用できません。

松本バスターミナル

オペラ《夏の夜の夢》沖澤のどか(指揮)とロラン・ペリー(演出・装置・衣裳)に聞く

サイトウ・キネン・オーケストラにとって、3年ぶりのオペラ公演、ブリテン《夏の夜の夢》が817日、まつもと市民芸術館で初日を迎えます。先日、都内で行われた記者懇親会では、本作の指揮を務める沖澤のどか(OMF首席客演指揮者)と、演出、装置、衣裳デザインを手がけるロラン・ペリーが、作品の魅力や公演への意気込みについて語りました。懇親会の内容を抜粋でお届けします。

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──《夏の夜の夢》の音楽的な魅力について

沖澤 ブリテン作品に最初に触れたのは、子どもの頃にCDで聴いた「青少年のための管弦楽入門」だったと思います。「青少年のための管弦楽入門」はパーセルの音楽が基になっていますが、このオペラでもパーセルの影響が大きく感じられます。まず楽器編成がユニークです。小編成のオーケストラにチェンバロと2台のハープ。チェンバロ奏者はチェレスタも兼ねて演奏し、その独自の編成が唯一無二の響きを生み出しています。

総譜には、「パーセル風に」と指示された箇所もあり、《ディドとエネアス》を想起させる箇所や、モーツァルトの《魔笛》の引用など、パロディやオマージュが随所に散りばめられています。知れば知るほど面白い作品ですし、そうした細かい仕掛けを抜きにしても、幻想的かつコミカルな音楽に満ちた、とても魅力的な作品だと思います。

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そして、ブリテンの英国的なユーモアのセンスというのを、このオペラで初めて感じました。昨日ちょうど職人たちの場面を歌手の皆さんと立ち稽古をしました。とにかく皆さん芸達者で、自分たちでどんどんアイデアも出してくださったのですが、演出をつける前にも音楽ですでに喜劇的。昭和のドリフや吉本新喜劇にも通じる感覚があり、オペラは敷居が高いと思っている方にも楽しんでいただけるはずです。

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ロランさんの演出は、幕が上がった瞬間に幻想の世界へと誘う魔法のような演出です。なによりも音楽と齟齬がなくピッタリと合っている─これは言うのは簡単ですが、実現するのはなかなか難しい。もうその一点で本当に素晴らしいと思います。

この作品では、子どもたちが妖精の役を務めます。幕開けや第3幕の終わりなど大事な場面に登場します。先日松本で子どもたちの稽古を見に行きましたが、最初はシャイな感じでしたが、だんだん積極的に取り組むようになってくれました。本番までのひと夏の経験が、きっと彼らにとっても、関わるすべての人々にとっても、そしてご覧いただく皆さまにとっても、まさに夢のような舞台になるだろうと感じています。

そして、サイトウ・キネン・オーケストラは3年前の《フィガロの結婚》の初めてのリハーサルで、序曲の最初の音が出た瞬間に度肝を抜かれたスーパーオーケストラです。ブリテンの面白さの機微を徹底的に表現してくれると思います。

──ロラン・ペリーの演出コンセプトについて

セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)では過去に《利口な女狐の物語》(2008)、《子どもと魔法》《スペインの時》(2013)、《フィガロの結婚》(2022)を手掛けたペリー。2022年はコロナ禍で来日が叶わなかったため、今回が待望のOMFへの参加となります。

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ペリー 松本は忘れがたい思い出がたくさん残っている特別な場所。そんな街で、個人的にも大好きな《夏の夜の夢》を上演できることをとても嬉しく思います。このオペラの大きな特徴は、他のシェイクスピア作品─例えばヴェルディのような作曲家の作品とは大きく異なる点として、シェイクスピアの言葉に重きを置いている点が挙げられます。シェイクスピアの作品はそれだけでも素晴らしいものですが、私はこの作品を最初は演劇として演出し、その後もたびたびオペラとして手がけてきましたが、そのたびにこの作品の素晴らしさに心を打たれています。

天才的なシェイクスピアの表現は詩的であり、暴力的な点もあり、深い愛、究極の煮えたぎるような愛情を求めていく─その欲望の世界を非常に見事に、そして近代的に描き出していることに、今でも驚愕しています。

ブリテンの音楽は、シェイクスピアの世界をさらに引き立てています。滑稽さや面白さ、そして詩的な情緒を、音楽がより豊かに表現しているのです。私は常に、この音楽が生み出す“魔法”にこだわってきました。もし音楽へのこだわりがなければ、私は演劇の演出家としての道を歩んでいたでしょう。しかし、私はこの音楽の持つ魔法の力のとりこであり、どの作品を手掛ける際にも必ずその力を意識して演出するよう心がけています。

今回の演出では、美しさにこだわると同時に、その中に潜むミステリアスな部分も表現しなければならないと考えました。というのも、この作品の大きなテーマである「欲望」──なぜ人は人を愛するのか、そしてなぜ愛さなくなるのか。そんな欲望の美しくもミステリアスな二面性を、シェイクスピアは知的に描いており、私もそこを意識した演出を心がけました。

まず演出にあたっては、音楽の持つ魔法の力と、欲望というミステリアスな要素をどう融合させるかを考えました。そのとき着目したのが、作品のタイトルにもある「夢」です。夢は非現実の象徴ですから、この物語も現実離れした世界から出発させたいと考えました。もう一つの鍵は「夜」「暗闇」です。私は常に舞台演出において、すべてを見せるのではなく、隠すところに真意があると考えています。例えば、観客が「ここはどこなのか」「見えているものは現実なのか幻想なのか」と見せていないところに想像力を働かせて観ることが大切だと思っています。《夏の夜の夢》にはそうした場面が多く織り交ぜられており、今回の演出でも、人が宙を飛んだり、妖精たちが登場したり、タイターニアとオーベロンの対話がミステリアスであったりと、不思議な世界観を大切にしました。「ここはどこなのか」「自分が見ているのは本物なのか」「現実なのか想像の世界なのか」──今回の作品で、私は観客の皆さまをそんな迷いの中へ誘いたいと思っています。

今回は照明も非常に多彩に使用し、舞台自体も黒い鏡張りにしました。さらにその鏡は可動式で、登場人物が幾重にも映り込み、観客が実際の存在と反射像の区別がつかなくなるような演出効果を取り入れ、この鏡の反射を使った“遊び”も多用しています。

シェイクスピアとブリテンという偉大な2人による合作であるこの作品。私は、シェイクスピアはまさに「世界そのもの」を描いていると思っています。シェイクスピアは世界を語り、命の根源とは何かと問いかけ、さらには宇宙そのものまで表現しているとも感じます。今回の作品では、そのシェイクスピアの世界観が大きくも小さくも、詩的な情緒ある表現の中で、時にはユーモアを交えつつ、私たちに「生命とは何か」「世界とは何か」を問い掛けていると思います。

─お互いの印象について

沖澤 まだご一緒して数日ですが、とてもフレキシブルな方だと感じています。
一人ひとりの歌い手や役者をよく見ていらっしゃって、再演であっても、その場で実際に演じる方に合わせて少し挑戦したり、新しいアイデアを出されたりする。その過程を興味深く拝見しています。

ペリー 私はこれまで多くのオペラを演出してきて、常に指揮者とのコラボレーションは非常に大事だと考えています。いろんなインタビューでも語ってきていることですが、私の役目はリハーサルまで。リハーサルが終われば、全ては指揮者の手に委ね、私は客席から見守る立場です。

今回は再演*ですが、常に私はそれぞれのソリストの個性を最大限に引き出したいと思っていますし、同じ演目でもまったく同じ作品にはなりません。これから初日までまだ時間がありますので、沖澤さんと一緒に切磋琢磨しながら、良い作品を創り上げたいです。様々なテンポ、アイデアも多くお持ちだと思いますので、それを演出にもどんどん取り入れていきたいと考えています。初日までお互いにアイデアを出し合いながら、より良い舞台を目指します。

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──松本で上演する意義

沖澤 セイジ・オザワ 松本フェスティバルに来れば、日本で一番優れたオペラが観られるというのが一つこのフェスティバルの大きな意義だと思います。それは、小澤征爾さんがジェシー・ノーマンさんを迎えて《エディプス王》を演奏した初回から始まっています。東京には多くの劇場や団体がありますが、松本では世界中から歌手やスタッフ、演出家が集まり、比較的長いリハーサル期間をかけて、同じ街で、まるで一つの家族のように過ごしながら、一つの作品を創り上げていきます。この制作期間の長さも特別な要素です。私が初めて松本に来たのは、ロラン・ペリーさん演出の《フィガロの結婚》のときでしたが、そのとき出会った歌手やスタッフとは今でも交流が続いており、世界の各地で「松本で会ったよね」と再会することもあるほどです。それだけ特別な場所、「世界の中の松本」だと思います。

自然豊かという点でも松本は魅力的です。日本の夏はどこも暑く、松本も暑いですが朝晩が少し涼しく、虫やカエルの声が聞こえる。青森出身の私には懐かしさを感じる風景です。《夏の夜の夢》は夏至の物語ですが、夜の森で虫や鳥、動物の声を聞き、花のベッドで眠る──そんなファンタジーの世界観は、自然が身近な松本だからこそより身近に感じられるのだと思います。
都会では、コンサートを聴いた後に外に出ると、車の排気ガスや騒音で現実に引き戻されてしまうことがありますが、松本にはそうしたことがありません。避暑に来る感覚で、この街で音楽を楽しんでいただけたらと思います。

ペリー 全く同感です。松本で仕事をさせていただくのは数回目ですが、どの作品も忘れがたい思い出がありますし、フェスティバル自体が非常に芸術性の高い場だと思っています。
また、稽古期間が長いというのは世界的にも珍しく、ソリストだけでなく、裏方を含めたチームのレベルも非常に高いです。そうした意味でも松本で上演できることを、とても満足に思っています。

私は世界中の大都市の様々なオペラハウスで演出をしてきましたが、それらとは打って変わって、松本という大自然に囲まれた小さな街で、ソリストたちがホテルから歩いて劇場に通うというのは特別な環境です。ソリストたちを見ても、そうした生活の中で、皆がリラックスし、朝晩共に過ごすことでチームワークも深まっていきます。今回の《夏の夜の夢》のような作品には、まさにそのチームワークが大事ですので、この作品を松本で上演することに大きな意味があると考えています。

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東京でのリハーサルを終えた《夏の夜の夢》のカンパニーは、今週から松本に入り、8月17日の初日に向けてリハーサルを重ねています。どうぞご期待ください!

記者懇親会:2025年7月18
写真:大窪道治/2025OMF

関連公演

2025セイジ・オザワ 松本フェスティバル
オペラ ブリテン:《夏の夜の夢》全3幕

2025年8月17日(日)、20日(水)、24日(日) まつもと市民芸術館・主ホール
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:沖澤のどか(OMF首席客演指揮者)
演出・装置・衣裳:ロラン・ペリー
出演:
オーベロン:ニルス・ヴァンダラー
タイターニア:シドニー・マンカソーラ
パック:フェイス・プレンダーガストほか

*フランス・リール歌劇場のためにデザインされ、初演されたプロダクションを使用

8月2日(土)フェスティバルを歓迎する合唱演奏会「ようこそ 楽都 de ハーモニー」信毎メディアガーデンで開催!

フェスティバルを歓迎する合唱演奏会「ようこそ 楽都 de ハーモニー」を、信毎メディアガーデン スクエアで開催いたします。SK松本合唱団SK松本ジュニア合唱団、そして今年は中国よりゲストの常州保利童声合唱团を迎えてお贈りします美しく迫力ある歌声をご堪能ください。

暑い中の開催が予想されます、暑さ対策を万全にご来場ください!

◼️歓迎演奏会「ようこそ 楽都 de ハーモニー
8月2日(土)10時30分~12時00分(入場無料)
信毎メディアガーデン スクエア(長野県松本市中央2-20-2)
※雨天時:ホール

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2025OMF ようこそ楽都deハーモニー チラシpdf

《メディア情報》2025OMF 掲載記事はこちら(随時更新)

2025OMFについて、各種メディアに掲載いただいています。その一部をご紹介します。

▪️信濃毎日新聞(7/18)
OMFでオペラ「夏の夜の夢」、8月に松本市で上演 指揮が沖澤のどかさん・演出はロラン・ペリーさんでリハーサル 

▪️ぶらあぼONLINE(7/18)
沖澤のどか(指揮)&ロラン・ペリー(演出)が登場! セイジ・オザワ 松本フェスティバル《夏の夜の夢》記者懇親会

▪️朝日新聞(7/17)
オザワフェスで、友情の証しの「復活」 エッシェンバッハ、指揮者として初登壇

▪️ぴあクラシック 2025 Summer Vol.73(6/21)
小澤征爾生誕90年を祝う夏 ゆかりの深い音楽家たちが松本に集結

▪️ぶらあぼ 7月号(6/18)
演出家ロラン・ペリーがセイジ・オザワ 松本フェスティバルのブリテン《夏の夜の夢》で沖澤のどかとタッグ!

▪️中日新聞(6/13)
「あの人に迫る」小澤征良 SKO代表・作家

▪️産経ニュース(6/13)
「ちょっと怖いですけど…」 樫本大進、世界最高峰で活躍していても松本市で開催のOMFが緊張するワケ

▪️産経ニュース(6/13)
「セイジの輝きがよみがえる」 小澤征爾の盟友、巨匠エッシェンバッハが指揮する「復活」

▪️信濃毎日新聞(4/25)
「OMFの音楽文化体験 楽しみ」 今夏ソリストで初出演のアレクサンドラ・ザモイスカ、合唱団と共演へ

▪️信濃毎日新聞(4/17)
世界的指揮者のエッシェンバッハさん 松本市のOMFは「有名な音楽祭でとても光栄」

▪️長野朝日放送(4/5)
ドイツ語発音も指導 OMF合唱団が初練習 夢舞台で〝響けハーモニー〟

▪️NHK長野(3/4)
「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」プログラム発表

▪️ぶらあぼONLINE(2/25)
2025セイジ・オザワ 松本フェスティバルの概要発表

オーケストラ コンサート<Aプログラム><Bプログラム> / オペラ《夏の夜の夢》SKOメンバーリスト発表!

2025セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラ コンサート<Aプログラム><Bプログラム> およびオペラ《夏の夜の夢》に出演する、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーリストを、各公演ページに掲載しました。

今年も、音楽界の第一線で活躍する奏者たちが集い、松本でしか味わえない特別な音楽をお届けします。

オーケストラ コンサート Aプログラム SKOメンバーリスト
オーケストラ コンサート Bプログラム SKOメンバーリスト
オペラ《夏の夜の夢》 SKOメンバーリスト

2025OMF スクリーンコンサート開催日時・会場決定

2025OMFスクリーン・コンサートの開催日時・会場が決定いたしました。今年は松本市内の特設会場で「街角スクリーンコンサート」を、また飯山市、上田市、下諏訪町、御代田町、松川村の長野県内5ヵ所と、松本市の姉妹都市である藤沢市と姫路市の県外2ヵ所で「特別スクリーンコンサート」を開催します。

クリストフ・エッシェンバッハ指揮 サイトウ・キネン・オーケストラのオーケストラ コンサートBプログラム8月31日公演収録予定)を、大型スクリーンによる迫力ある映像と高音質で演奏会の雰囲気そのままにお楽しみいただくことができます。ぜひご来場ください。


2025OMF スクリーン・コンサート ※入場無料

【第1部】 地域と創る音楽祭 SKOと市民合唱団
【第2部】オーケストラ コンサート Bプログラム
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調「復活」
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
ソプラノ: アレクサンドラ・ザモイスカ
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
合唱:OMF合唱団、東京オペラシンガーズ

【日程/会場】
松本市内特別会場
9月15日(月・祝)14:00〜
松本市中央公民館(M ウイング)

長野県内
9月12日(金)18:00
<松川村>松川村多目的交流センター(すずの音ホール)
9月15日(月・祝)14:00
<下諏訪町>下諏訪総合文化センター
9月21日(日)13:30
<飯山市>飯山市文化交流館なちゅら
9月27日(土)14:00
<御代田町>御代田町複合文化施設まなびの館(エコールみよた)
10月5日(日)14:00
<上田市>上田文化センター

長野県外
9月20日(土)13:00 / 17:00
<藤沢市>湘南台文化センター
9月22日(月)18:30
<姫路市>姫路キャスパホール

事前の申し込みが必要となる会場があります。詳細は各問合せ先にお尋ねください。

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2025OMF スクリーンコンサート チラシ

沖澤のどか×SKO [デラックス・エディション]/SKOブラス~ライヴ・イン・松本2025 デッカ・クラシックスより7/30リリース決定!

沖澤のどか × サイトウ・キネン・オーケストラ
『ブラームス:交響曲第1番&第2番他【デラックス・エディション】』
『サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル~ライヴ・イン・松本2025』
デッカ・クラシックスより7月30日リリース決定!

サイトウ・キネン・オーケストラ結成40周年を記念し、昨年12月にリリースされたOMF首席客演指揮者、沖澤のどか率いるサイトウ・キネン・オーケストラによる『ブラームス:交響曲第1番&第2番他』のデラックス・エディションと、今年2月のサイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブルの全国ツアーより、松本公演をライヴ録音した『サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル~ライヴ・イン・松本2025』の2作品が、7月30日(水)にイギリスのレーベル、デッカ・クラシックスより発売されることが決定しました。

『ブラームス:交響曲第1番&第2番他【デラックス・エディション】』は、サイトウ・キネン・オーケストラが結成初期の海外ツアーで取り上げ、その後の方向性を決定づけた重要なレパートリー、ブラームスの交響曲第1番と第2番をメイン曲に、カップリング曲としてリヒャルト・シュトラウスの交響詩《ドン・ファン》を、今回SA-CDハイブリッド2枚組に収録。さらに、同内容のライヴ映像を収録したBlu-rayを加えたデラックス・エディションとなっています。

また『サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル~ライヴ・イン・松本2025』は、2015年のセイジ・オザワ 松本フェスティバルの室内楽公演「ふれあいコンサート」を機に結成された金管とティンパニ&打楽器セクションによる「サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル」(SKOブラス)が、今年2月に松本で開催した特別公演をライヴ収録したもの。サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」終楽章、プロコフィエフ《ロミオとジュリエット》より、ガーシュウィン《ポーギーとベス》より など、彩り溢れる全17曲を収録。フィジカルリリースに加え、デジタル配信も予定されています。

今年で34年目を迎える、2025セイジ・オザワ 松本フェスティバル(開催期間:8月11日(月・祝)~9月9日(火))に先立ち、ぜひお楽しみください。

【商品情報】UCGD-9125_maruti cover0624.jpg
沖澤のどか、サイトウ・キネン・オーケストラ『ブラームス:交響曲第1番・第2番 他【デラックス・エディション】』
2025年7月30日 (水)発売
SA-CDハイブリッド2枚組+Blu-ray/UCGD-9125
¥8,500(税込)
商品情報は>>>

【収録曲】
[Disc1]
1-4. ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
5. R. シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》作品20
[Disc2]
1-4. ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73

【録音】
2024年8月、キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

Blu-ray
◆ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
◆ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
[ライヴ収録] 2024年8月17日 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

◆R.シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》作品20
[ライヴ収録] 2024年8月10日 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:沖澤のどか(OMF首席客演指揮者)

【商品情報】UCCD-45037_SKOB_cover.jpg
サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル
~ライヴ・イン・松本2025
2025年7月30日 (水)発売
UHQCD/UCCD-45037
¥3,520(税込)
デジタル配信・商品情報は>>>

【収録予定曲】
1)ヤナーチェク:《シンフォニエッタ》よりファンファーレ
2)サン゠サーンス:交響曲 第3番《オルガン付き》より 終楽章
3)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

プロコフィエフ:バレエ音楽《ロミオとジュリエット》より
4)モンタギュー家とキャピュレット家
5)別れの前のロミオとジュリエット
6)タイボルトの死

ピアソラ:《ブエノスアイレスのマリア》より
7)わたしはマリア
8)狂ったストリート・オルガンのバラード/ハバネラ
9)フーガと神秘

ガーシュウィン:《ポーギーとベス》より
10)イントロダクション
11)サマータイム
12)くたびれもうけ
13)ベス、お前は俺のものだ
14)そんなことはどうでもいいさ
15)愛するポーギー
16)おはよう!
17)おお主よ、出発します

サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル
トランペット:ガボール・タルコヴィ、ライナー・キューブルベック、高橋 敦、服部 孝也
ホルン:ラデク・バボラーク、勝俣 泰、阿部 麿
トロンボーン:ワルター・フォーグルマイヤー、呉 信一
バス・トロンボーン:ヨハン・シュトレッカー
チューバ:ピーター・リンク
ティンパニ&パーカッション&ピアノ:竹島 悟史


【録音】
2025年2月13日 松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)〈ライヴ録音〉
すべての曲の編曲:高橋 敦、竹島悟史

信州まつもと空港利用助成制度のご案内

長野県外にお住まいで、2025セイジ・オザワ 松本フェスティバルを鑑賞するために、信州まつもと空港発着便を往復利用される方への助成金制度のご案内です。

申請要件
①長野県外にお住まいの方
②2025セイジ・オザワ 松本フェスティバルプログラムを鑑賞するために、信州まつもと空港発着便を往復利用した方
③個人航空券購入の方(個人名のない団体券は不可)

申請期間
令和7年8月18日(月)~9月30日(火)受付分まで(9月30日消印有効)

必要書類
①搭乗券原本または搭乗証明
②コンサートチケットの写しまたは電子チケット画面の写し
③本人確認書類の写し
④振込先口座番号のわかるものの写し

対象路線
信州まつもと空港発着の札幌(新千歳・丘珠)線、神戸線、福岡線、大阪線

助成金額
往復利用 5,000円

申請・お問合せ
信州まつもと空港地元利用促進協議会
〒390-0874 長野県松本市大手3-8-13大手事務所5階
電話: 0263-34-8307 メール: kankou@city.matsumoto.lg.jp

助成金申請書ダウンロード>>>
搭乗券添付>>>


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2025OMF「OMF 室内楽勉強会〜リートデュオ〜」奥志賀マスタークラス 一般公開のお知らせ

リートの世界的権威 白井光子氏を講師に迎えて、長野県奥志賀高原で約1週間にわたり合宿を行う「OMF室内楽勉強会〜リートデュオ〜」。2025年も奥志賀高原ホテル森の音楽堂で開催するマスタークラス及び、成果発表リサイタルの模様を公開いたします(無料/予約不要)。白井氏による貴重な指導の模様と、若き音楽家たちの成長をぜひ会場でご覧ください!

日程 2025年
8月3日(日)〜8月8日(金)マスタークラス 全日9:30〜12:30 / 14:00〜18:00(予定)
8月9日(土)15:30〜成果発表リサイタル
奥志賀公演チラシ
会場 奥志賀高原ホテル 森の音楽堂(長野県下高井郡山ノ内町奥志賀高原)

「OMF室内楽勉強会〜リートデュオ・リサイタル〜 」出演者プロフィールはこちら(松本公演ページ)

2022_Lied Duo Recital in Okushiga_R308828(C)大窪道治_2022OMF.JPG

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