2025セイジ・オザワ 松本フェスティバル(2025OMF)全プログラム発表
2025セイジ・オザワ 松本フェスティバル全プログラム発表
6月14日(土)10:00〜全国一斉発売開始
2025セイジ・オザワ 松本フェスティバル(2025OMF)の全プログラムを発表いたします。
フェスティバルの創設者/永世総監督の小澤征爾の生誕90年を祝う2025OMFは、オーケストラ コンサートA・Bプログラム、オペラ、3つの室内楽公演(白井光子&ミヒャエル・ゲース リートデュオ・リサイタル、ふれあいコンサートⅠ, Ⅱ)、 OMF室内楽勉強会という、全7プログラム/10回の有料公演開催を予定しており、フェスティバルの会期は8月11日(月・祝)~9月9日(火)の全30日間となります。
【オーケストラ コンサートA・Bプログラム】
オーケストラ・コンサートには、OMF初登場となる2人の指揮者、アレクサンダー・ソディ(Aプログラム)とクリストフ・エッシェンバッハ(Bプログラム)が登場します。
Aプログラムでソディとサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)は、没後50年を迎えるショスタコーヴィチを記念するプログラムをお届けします。小澤征爾と親交も深かった樫本大進をソリストに迎えヴァイオリン協奏曲第1番、そして交響曲第5番を演奏します。
Bプログラムでは、85歳の巨匠エッシェンバッハが、小澤征爾との長年の友情に敬意を込めてマーラーの交響曲第2番「復活」を指揮。ソリストにはアレクサンドラ・ザモイスカと藤村実穂子を迎え、オーディションで選ばれた地元・松本のメンバーを中心に結成されるOMF合唱団、そして東京オペラシンガーズの100名を超える大合唱団とともに壮大なスケールの演奏を繰り広げます。
なお、小澤征爾の生誕90年を祝う特別企画として、Bプログラムでは「長野県民チケット」(10,000円)および「U-25チケット(25歳以下対象)」(10,000円)をご用意しています。
【オペラ】
3年ぶりとなるSKOのオペラ公演として、ブリテンの《夏の夜の夢》を上演します。1992年のストラヴィンスキー《エディプス王》に始まり、20世紀オペラの上演で高い評価を得てきたOMFの伝統に、今年新たに《夏の夜の夢》が加わります。指揮は、昨夏首席客演指揮者として鮮烈なデビューを飾った沖澤のどか。2022年《フィガロの結婚》に続き、演出家ロラン・ペリーと再びタッグを組み、豪華キャストとともに、幻想的な音楽世界をお届けします。
【室内楽】
世界的な名手たちによる演奏をお届けする室内楽公演は、今年も素晴らしい音響を誇る松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)を会場に、3つのプログラムをご用意しています。
リートの第一人者・白井光子が、ピアニストのミヒャエル・ゲースとともに、フェスティバルで初めてリートデュオを披露する「白井光子&ミヒャエル・ゲース リートデュオ・リサイタル」をはじめ、「ふれあいコンサート I」では、竹澤恭子(ヴァイオリン)を中心としたメンバーが、ブラームス、ショスタコーヴィチ、チャイコフスキーの作品を取り上げ、室内楽の魅力を存分にお届けします。
さらに「ふれあいコンサート II」では、樫本大進を迎え、ヴォーン=ウィリアムズ、ブルッフ、ウェーベルン、シェーンベルクといった多彩な作品を演奏。SKOが誇る弦楽アンサンブルとの共演で贈る豊かな響きをご堪能ください。
【OMF室内楽勉強会~リートデュオ・リサイタル~】
歌手とピアニストが共に歌曲の世界を表現する「リートデュオ」。白井光子氏を講師に迎え、奥志賀高原にて1週間の集中指導が行います。若手音楽家たちがその成果を披露し、フェスティバルの幕開けを華やかに飾ります。
【教育プログラム】
1992年のフェスティバル開幕と同時にはじまり、小澤征爾の熱意のもとに続けられてきた教育プログラムの一環として、今年も長野県内の小中学生を招待する「子どものための音楽会」(小6対象)、「子どものためのオペラ」(中1対象)も行います。
このほか、フェスティバルを華やかに盛り上げる無料のオープンイベントも開催予定です。今年もバラエティ豊かなプログラムで、松本の夏を彩ります。チケットは6月14日(土)10:00~ 全国一斉発売開始。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。